今回のお悩み相談
今回は、旦那さんの機嫌が悪くなったら、どうする? についてのご質問です。
男性の取説はなかなか難しいのですが、探し始めたら宝探しゲームみたいになって楽しいです。
男性の方がわたしに、察しろ感が半端ない様な気がします。ちなみに、みっちさんは、旦那さんが不機嫌になさったらどうされていますか?
放置ですか??
幸せのヒントになれば幸いです
仮称で、A子さんとお呼びする事をお許しくださいね。
今回は、わたしに「どうされていますか?」というご質問だったので、「わたしならどうするか?」を中心にお話をしたいと思います。
放置もしません。面倒もみません
夫の機嫌が良かろうと悪かろうと、わたしには関係ない!と申し上げます。
少し補足しますと……
夫の機嫌が良かろうと悪かろうと、わたしが機嫌を悪くする必要はない。です。
放置もしませんし面倒もみません。
そばに居たかったら居る。それだけです。
もし彼があたってくるようであれば、「あたらないで」と伝えますし、「あたるのはやめて」といいます。
伝えてもひつこいようであれば、「あたらないで」を主張します。
けれども、あたることを止めてくれたら「ありがとう」といいます。
話し合いができるようであれば、「なぜそんな状態なの?」と聞きますし、話をしないようならば、わたしは彼から興味を外します。
「元気ないの?」とか、「体調わるい?」などといった声をかけることがあっても、それ以上はやりません。
もし相手が「体調わるい」というならば、わたしに彼の手助けができそうならば、してあげることもあります。
ただその場合でも、「体調悪いのは大変ね。わたしに何か手伝えることがあればいってね」と彼に伝えて終了です。
それ以上はやりません。
彼を、信頼する
もし、手伝ってほしいことがあれば「してほしい」と伝えてくれるだろう、と信頼します。
彼からいわれてもいないのに、手を貸したり、彼の機嫌をくもうとすることはしません。
これは、心配のエネルギーだからです。
相手には相手の世界がある
ですから、彼を信頼するをやるだけです。
そうして私は、自分のご機嫌に集中します。
相手の機嫌を気にする「癖」
では、「相手の機嫌を気にする」とはどいうことでしょうか?
心理的にいうと、それは 自分と他人との境界線が曖昧であるということになります。
それは、「自分らしさ」より「他人の機嫌」を自分の人生の中心へ置いてしまうことで生まれてきます。
これは、自分よりも相手を優先するという意味でもあります。
自分と相手との間に「境界線」がないとパートナーシップを拗らせてしまうのですが、なぜかといえば、自分よりも相手を優先することで我慢を募らせてしまうからです。
ちなみに、この「自分と他人との境界線が曖昧になってしまう」というものは、小さい頃から誰かの面倒をみてきた方に起こりやすい「癖」です。
小さいころから、ご両親の機嫌を気にしてきたのかもしれませんし、兄弟姉妹の面倒を見てきたのかもしれません。
そんな場合に、大人になってもよくあらわれる「心の癖」でもあります。
「癖」を認識することからはじめてみる
もし、相手の機嫌を気にするわたし、を発見してしまったならば……
まずは、誰かの機嫌を気にしてしまうのは小さい頃からの癖なのだと認識することからはじめてください。
「わたしにはそういう心の癖がある」と認識できるだけで、気持ちが楽になります。
なぜなら、その「癖」を持ち続けることは「嫌なことだ」と分かれば、「癖」を直すことができるようになるからです。
「心の癖」というものも、直したい! と思えば直すことができます。
ただ、その「直し方」は、言葉でお伝えするよりも体感覚で味わっていただく方が早く身につくことがあります。
もし、心の癖をどうにかしたい! と思われることがあれば、「性」の問題を扱えるセラピストにご相談ください。
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「本音」を見つけることが難しかったり、「怒り」をからだの外に出すことがしんどくなってしまったら、いつでもご相談ください。
あなたと伴走できるセラピストが、全国で活動しています。
心の癖は、ちょっとした直し方のコツを体で味わっていただければ、あとは日常のパートナーとのやり取りでその感覚を思い出していただくだけです。
パートナーとの日常で、心の癖は自然と直っていくものです。
いやむしろ……日常で心掛けていくことでしか直せないものです。
A子さんの幸せを、お祈りしています。
いつもありがとうございます。
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