【お悩み】離婚に不倫……人を不幸にした「わたし」は幸せになれないのでしょうか?(その2)

今回のお悩み相談

今回は、離婚や不倫で人を不幸にした「わたし」は幸せになれないのでしょうか? というご相談の続きです。

みっちさんの目に止まりますように……
最近夢でうなされるくらい苦しいので教えていただきたいです。

私は2年前に離婚しました。
離婚調停では全面的に、夫の不貞やお金のせいにして私優位で離婚しました。
でもほんとは私もダブル不倫してた。5年も。夫の不貞の発覚前に、、、夫の不貞は私の不倫のせいかも。

夫は許してくれたのに、私は夫の不貞を知ったとき、興信所をつけて証拠集めをし、離婚調停を有利にした。サイテーな女です。

私は夫との離婚理由を待っていた悪い女。
今その不倫の彼とはまだ続いています。

彼は奥様と離婚を頑張ってるけど、なかなか前向いて進まない。
奥様は離婚を頑なに拒否しているらしいです。

やはり、人を不幸に突き落とした私は、幸せにはなれないのでしょうか?

お教えいただきたいです。

彼とは別れたほうがいいんでしょうか?
人の不幸の上に幸せは成り立たないのでしょうか?

みっちさんにぜひぶった切ってほしいです。

 

幸せのヒントになれば幸いです

前回の記事

【お悩み】離婚に不倫……人を不幸にした「わたし」は幸せになれないのでしょうか? (その1)

2018-07-07

こちらで、幸せになるために「自分を責めることをやめる」には

・無意識を変える必要があること
・無意識を変えるには気長に取り組む必要があること
・無意識は表面的な理解では変わらないこと
・無意識の問題では、まず感情の問題に取り組む必要があること

をお伝えしました。

それでは、こちらの続きを書いていきたいと思います。

誰もあなたを責めることはできません。
あなただけが自分を責めることができます

「わたしがわたしを責めてしまう」ということについて、「だれか、これをやめさせて! わたしを止めて!!」と叫んでみたところで、あなたの「自分を自分で責めてしまう」ことを、あなた以外の誰かがやめさせたり止めることは、できません。

これは、他人がどうにかできるような問題ではないからです。

そしてもし、そのときに沸き起こる感情に「悪い」をつけてしまうと、生き辛さを抱えてしまい「沸き起こる感情は隠さなければ」となってしまいます。

けれども、このような「感情の問題」には、その感情の元になる間違った思い込みがあるだけです。
この「間違った思い込み」が、「自分を責める」原因になります。

誰も、Rさんの離婚も不倫も、禁止することはできません。
私も、神様ですら、Rさんを責めることはありません。

責めているのは……自分だけ。

どちらが先に不倫をしていようが裁判を有利にしようが、手に入った現実は

「離婚をしたかった。そして離婚ができた」ただ、それだけだのはずです。
「好きな男がいる。その人は既婚者である。彼は離婚していない。」ただ、それだけだのはずです。

その事実に、自分を責める要素があるかどうか? は誰にも解りません。
「解/不解」というものがあるわけではないのです。

自分を幸せにすることに集中する

もし私がRさんの立場であれば……
「わたしを一番にしない男はいらない」と思うだけです。

なぜならば、「自分自身を責める、罪悪感を感じてしまう癖が私にはある」ことを、私は自分で知っています。

これまでに、私も不倫をしたことがあります。
けれども、そのたびに自分を責め罪悪感を味わいました。

だから私は、もうこれ以上、自分を責めたり罪悪感を持ってしまう関係を選ぶことはしない。
そう決めたのです。

私は、自分を愛すること、自分を幸せにすることに集中するだけです。

「わたしが誰かを傷つけた」あるいは「わたしのせいで傷ついた人がいるはず」と思ってしまうのは、「わたしが幸せにならなかったらその人たちに失礼だと思う」といった思い込みがあるからです。

けれども実際には

「だれかを傷つけてさえ、わたしは幸せになりたかった!」
「ごめん!わたしはあなたと一緒の人生では幸せになれない!」
「幸せになりたいから、別れて!」

それだけだったはずです。

ならば……傷つけた人がいる分だけ、わたしは幸せになるただ、そう決めればいいのです。
これは、自分以外の誰かに自分の幸せを預けないということです。

自分を幸せにすることに集中する、とは

わたしは、わたしを幸せにする。
誰かにわたしを幸せにしてもらおうとは思わない。
わたしを幸せにできるのはわたしだけだから!

という意識を自分のなかに確固として持つことです。

そのうえで、私がRさんの立場ならば……
「わたしだけのオリジナルな幸せの世界に『一緒にいたいんだ!』と立候補してくれる、そんな男と共にいたい」と決めるでしょう。

もちろん、相手にも選択の権利があります。
幸せの世界に一緒にいる形も自由です。

だからこそ、自分が徹底的に納得できる世界をつくることに力を注ぎます。
自分を責めてる暇など、人生に必要ないのです。

 

Rさんの人生は、Rさんのものです。

自分の闇を見つめてリリースする。
自分で自分を、抱きしめてあげてください。

幸せに向かおう!

Rさん、応援しています。
Rさんのお幸せを、祈ります。

いつもありがとうございます。

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