今回のお悩み相談
今回は、彼と仲良くなりたいのに……彼との関係でもがいている、についてのご質問の続きです。
こんにちは。いつも楽しみにしています。
彼との関係でいまもがいています。
まさに、他者評価で自分の価値を決めて、彼より自分を下に置くパターンをやっています。成熟した愛し愛される関係を望んでいるのに、そりゃ、手に入らないなって。
怖いを越える、それって、怖いことに向かえってこと?
自己重要感、これも低い。
自分王国をつ作る手立てを知り実践したいです。
幸せのヒントになれば幸いです
今日はこちらの続きです↓
「怖いを越える」というお話しをしていきたいと思います。
「怖い」はどうやって作られるの?
怖いを越える、それって、怖いことに向かえってこと?
についていえば……答えは「はい」です。
「怖いを越える」とは、自分の決めた「枠」を越えることです。
自分の決めた「枠」というのは、ほとんどが、子どものころに両親から「そんなことをしてはダメ!」といわれたことから作ってしまいます。
「人の言うことを聞きなさい!」
「いう通りにしなさい!」
といわれ続けてきたことが、「枠」となっている場合が多いのです。
もちろん、両親は愛をもってそういったはずなのですが……それは「彼らなりにうまくいったやり方」であって、あなたにとってそれが、うまくいく方法かどうかは、わかりません。
子どもが危ないことをして怖い思いをしたり心配するのは、親の方です。
「怖い」という感情に苛まれるのは、実は、親なのです。
たとえば
子どもが中学生になって「留学したい」と言い出したけれど親が猛反対した、というケースがあったとしましょう。
あなたなら、どうしますか?
もし親が「外国=怖い」という感情を持っているとすれば、子どもが留学して事件などに巻き込まれることをイメージしてしまうでしょう。すると親はそれは嫌だ、怖い、と、留学に反対する。
いうなれば、親はそのような「怖い」思いを味わいたくないものですから、子どもに「やめなさい!」という構図です。
親が「怖い」という感情を味わいたくないために、子どもの行動を制限してしまうわけです。
そして子どももそれに応えようとする……これを「親の感情の面倒を見る」ともいいます。
つまり、自分の「したい!」という感情を押し殺し、親の「怖い」という気持ちを自分のものにしてしまうのです。
もともと、「怖い」は自分のものではなかったのに。
「怖い」を越えるにはどうすればいい?
もちろん、あきらめることも、ひとつです。
けれども……
あきらめられずに、その国のことを色々としらべて先生にも相談した。
どうしても行きたいと親にプレゼンテーションをして食い下がった。
留学できることになった。
あるいは
その当時は、行けなかったけれど……
悔しくて、高校生からバイトをしてお金を貯めて、大学で留学を果たした。
卒業後、ワーホリにも参加した。
そんなこともできるのです。
もし子どもが親の気持ちを汲んで、いい子をやってきたり、親の感情の面倒を見てきたり、親へ迷惑をかけないように生きてきたりすると、その分だけ、子どもは「怖い」を増やします。
特に、小さい頃にお母さんとの関係で安心感を育む事が出来なかったら……この「怖い」は「心底怖い」になってしまいます。
それでも「怖い」を越えるためにははどうすればいいのでしょうか?
それには、成熟した「怒り」を使うことが大切にになります。
けれども、怒りさえも抑えていると、ここの「怖い」は到底越えられません。
何かをしようと思ったとき、「やっぱり……ムリ」となって前へ進めなくなってしまったら、「怒り」を建設的に使いこなせるようになることが必要です。
そうして、勇気を持ってチャレンジすること。
どんどんチャレンジをして、大丈夫な自分を育ててください。
失敗しながらも諦めずにやるためには?
自己重要感 これも低い
という言葉もご質問にありました。
自己重要感は、チャレンジや冒険をすることで育まれるものです。
自分ができる範囲で無難にこなすようなことは、「チャレンジ」といいません。
自分ができる範囲の外にしか、「チャレンジ」はありません。
初めて「する」ことですから、すぐにできることではないでしょう。
たとえば、子どもが自転車に乗れるようになるのと同じこと。
こけながらも諦めずに自転車を乗り続けるわけです。
自己重要感も、失敗をしながらも諦めずにやることで、育まれます。
あるいみ、失敗をしなければ、チャレンジにならないのですが……
なぜ「怖い」のに、なぜ人は失敗を気にせずにチャレンジができるのでしょうか?
それは、失敗しても「大丈夫!」「がんばれー!」と応援してくれる人がいることを、知っているからです。
ですからもし、本気で自己重要感を引き上げたいと思うならば、お友達や仲間を作ってください。
本音で繋がることができ応援しあえる、そんな仲間です。
私の場合は、心理スクールの世界からお友達を作っていきました。あと、起業家仲間。
人によっては、山登りの仲間とかもあるでしょうし、サッカーの応援をする人達でもいいでしょう。ダイビングに行く仲間でもいいし、フェス仲間でもいいわけです。
大切なことは、自分の内側をさらけ出しても大丈夫な場所を、たくさん作ることです。
自分に優しく人にもやさしい世界
自分王国作る手立てを知り実践したいです
と最後にありました。
自分王国をつくる、ということは……つまり
今の自分を脱ぎ捨てること。今の自分を否定するのではなく「脱ぎ捨てる」です。
変わることを、受け入れること。
人の気持ちより「わたし」の気持ちを優先させて生きていく。
ここで誤解してはいけないのは……く「自分にやさしく人にやさしく」です。
誰にでも作ることができます。
そして、自分王国を持つ者同士がパートナーシップを築くからこそ、大きな王国になります。
あなたか彼か? というような「どちらか」しかない選択ではなく、どちらも自分を生ききることができる、大きな王国です。
応援しています。
いつもありがとうございます。
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