今回のお悩み相談
今回は、「彼とは仲良しなのですが、セックスが苦痛です」というご相談です。
おはようございます。
いつも、拝読させてもらっています。ご相談です。
今、彼と付き合って、9年。
最初は、セックスも毎日だったのですが、彼との子を流産し、そこから身体の変化だったり、怖くなったりして、あんまり、したくなくなり、婦人科系の病気も色々して、今は、めっきり減りました。彼は、ときどき、強引にしようとして嫌々したりして、とても、ストレス。
ただ、彼は好きだし、セックスもしたいのにこれはどうしたらいいのか、わからなくて悩んでいます。
彼は、する事で、愛を感じているようなんです。
あなたの幸せのヒントになれば幸いです
ご相談いただき、ありがとうございます。
流産など、いろいろとキツイことがあり大変でしたね……
そして、彼のことは好きなのに、というのも切ないところだと想います。
越えていかれることを、応援しています。
さて、今回ご相談いただいたセックスレスの問題ですが、大まかにまとめると
自分がセックスを拒否している
そこに対して罪悪感をもっている
ということだと、感じています。
悩みというものは、思いと現実が違うときに現れます。
「本当は、こういうふうにしたい」のだけれどもそれができない、そのギャップが「悩み」になります。
今回のご相談でいうと、「あなたは彼との関係に何を望むのか?」をまずみていただきたいと思います。
これは私がKさんのご相談から感じたことですが……
Kさんは、「セックスも含めて、もっと彼と親密になりたい」と思っていらっしゃるのではないでしょうか?
もしそうであれば、ぜひ、参考にしてほしいと思います。
ほんとうは、どうしたかった?
「バレちゃだめ」と思うほどに、バレない距離感を保とうとします。
ここでいう「隠しごと」とは、「本音」といわれるものです。
もしかすると、彼に言えていないことが、たくさんあるのかもしれません。
婦人科系の疾患にも「言えていない」ストレスが影響するともいわれています。
たとえばセックスのときに、彼の要望にがまんして応えている「わたし」がいるのであれば……「隠している本音」を蓄積していることにもなります。
流産したとき、彼にどうしてほしかったのかな?
これまでの9年のなかで、彼に言いたかったことはないかな?
いまも、彼に言えていない気持ち……なんだろう???
考えてみてくださいね。
そして……ここからがとても大切です。
こうやって本音を解放してあげてください
ですが……ここからはもっと大切です。
彼に、あなたの本音を直接いわなくても構いません。
けれども、あなたの本音は解放してあげてください。
こちらに、本音を解放するひとつの方法を書いておきます。
そして、そのイスに、あたかも、彼が座っているかのように見立てください。
イメージしてほしいのです。彼が、そこに座っていることを。
そして、そのイメージの彼に、あなたの言いたいことを全部、伝えてください。
イスにイメージした彼に向かって、暴言でもなんでも吐いてください!
泣いてください。
言いたくて言えなかったことを、全部、吐き出してください。
(抑えていた感情を解放できていないうちは、本人に直接いうのではなく、イメージの彼に向かってください。)
抑えていた感情を、ある程度「解放できたな」と思えたら、今度は、「わたしは5年後、彼とどんな関係性を持っていたいか?」を紙に書きだしてください。
それを書き出すことができたなら、5年後、彼と欲しい関係を持つために、「わたしは今から、何を取り組みたいか?」を書きだしてください。
もし、彼と一緒でなければできない、たとえば……セックスなどについては、彼の協力が必要です。
そのようなときは、協力してほしいことを、彼に伝えて話をしてください。
さて。もしも、彼が座っているイメージをつくったイスを目の前にして
「抱きしめてほしい」
「そっと髪をなでてほしい」
そのような想いがでてきたなら、それだけは彼にお願いしてください。
理由を言わなくていいです。
「抱きしめてほしい」
「そっと髪をなでてほしい」
彼に、それだけを伝えてください。
パートナーシップに取り組むためには、まずは、自分とのパートナーシップを結ぶことが大切です。
彼とのパートナーシップを結ぶことを考える前に自分の本音を見つめ、それを吐き出す。
これをしなければなりません。
もし、「本音を見つめ吐き出す」ことがひとりでできない、となったときには、性を扱える信頼できるセラピストさんを頼ってみてくださいね。
Kさんのお幸せを、お祈りしています。
いつもありがとうございます。
あなたのお悩みを相談してみませんか?
頂いたご質問やご相談に「お悩み相談室」よりお答えいたします。
ブログやメールマガジンなどのご感想も大歓迎です!
頂戴するご質問・ご相談については、全てにお答えしているわけではりませんので、なにとぞご了承ください。
なお、頂戴しましたご質問・ご相談いただいた内容への回答、およびご感想は、一般公開されている協会サイトに「お悩み相談室」として匿名にて掲載することがあります。予めご了承ください。
コメントを残す