子どもへの性教育はいつすればいいの? ~はじめの一歩~

いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、子どもへの性教育はいつすればいいの? について、初めの一歩をお話したいと思います。

みなさんからよくいただくご質問があります。

「どういうタイミングで、性教育をしたらいいですか?」

これには、「思ったときにいつでもしてください。1回では分からないことが多いので同じことを繰り返し伝えてあげてください」と答えています。

「いくつからはじめるのがいいですか?」

これには、「出来るだけ早く」と答えます。

 

なぜならば……理由があるからです。
それを、数回にわたってお話したいと思います。

今日は、まずは性教育を伝えるまえの「はじめの一歩」についてお話したいと思います。
性教育をしようとするお母さんは、「何から伝えればいいのか?」のお話です。

 

「プライベートゾーン」を大切に扱い守る、ところから

最初の性教育は
大切な場所を、自分で扱っていくこと 大切な場所は、あなたの大切なものなのだ
ということを、伝えていくことからだと考えます。

もちろん、言葉がわからない小さな子どもには、わからないなりの伝え方があります。
そのときは、たとえば……

お風呂の中でおまたを洗う、その習慣をつける
おまたを洗うことを、自分でできるように教える

お母さんが「一緒にやる」「どうすればいいのかを見せてあげる」ことで、小さな子どもでも分かるものです。

そして、この「見せる」と同時に
ここはあなたの大切なところなので、もしも誰かに触れらそうになったら「いやだ」「やめて」といってもいいよ

と、何度も話すことが大切です。

 

ここでいう「大切な場所」は、いわゆる「プライベートゾン」
を指します。

この「プライベートゾーン」は、パンツで隠れるところ、水着で隠れるところ、などといわれる体の部分です。

当協会が実施している「性育検定」では、この「プライベートゾーン」を「4つの【お】」としてお伝えしています。

それは

・おっぱい
・おくち
・おまた(おちんちん)
・おしり

です。

そして、この「プライベートゾーン」を自分で大切に扱い守ることを伝え続けるのです。

 

「あなたが「いいよ」と思った人と時しか触れてはいけない大切な場所だよ」
「もしもの時に「いや」をいっていんだよ」

これは、勝手に理解していくわけではありません。
大人でも「NOが言えない」という世の中です。

「『いや』といっていい」は、教えておかないと子どもは解らないのです。

明るく真面目におらかに

セラピーの現場では、「いたずら」といわれる行為によってたくさんの女性が傷ついています。

また、それを受け入れてしまった自分と、そこに快感を覚えてしまった自分を、とても「汚い」ものと評価してしまいます。

「わたしは汚い」から男女関係やパートナーシップに進めない……

そんなお声が本当に多いのです。

 

性の事は隠されやすいです。

ですから、明るく真面目におおらかに、小さい頃から「性」について伝えることがとても大切なのです。

お母さんが自信を持って、子どもに伝えることができますか?

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