昨日の記事の最後に、「パートナーがいることを『しんどい』と思うときは、試されているときなのかもしれません。でもそれはチャンスです」と書きました。
パートナーがいるといいよ、とはお伝えします。
けれども、よほど成熟している男性がパートナーでない限り、しんどいことを抱えているときの男性ほど、やっかいなものはありません。
それも分かります……ではどうしたらいいか??
今日は、パートナーが「しんどい」ときはどうするか? についてお話したいと思います。
あなたの考え方のヒントになれば幸いです。
「いわない」のではなく「いえない」としたら?
よほど成熟している男性がパートナーでない限り、しんどいことを抱えているときの男性ほど、やっかいなものはありません。
体がしんどいときもあるでしょう。
仕事上でしんどいこともあるでしょう。
けれども、たとえしんどいことがあっても、自分から「しんどい」といわないのが男性です。
ここ、とても大切なポイントです↓
「いわない」のではなく「いえない」のです。
いえるけど「いわない」のではなく……「いえない」
なんとなくしんどうそうな男性をみて、女性が「どうしたの?」と聞くとしましょう。
すると大抵こんな風に答えます。
・言っても解らないでしょ?
・べつに何もない
・言ってもなんともならないし
・ほっておいて
けれども、このような言葉で返されると、傷ついてしまう女性がとても多いです。
ところがこれらの言葉は、男性の愛である場合もあります。
なぜなら、このような言葉の中に、本音が隠れていることが多いからです。
「(愛する女に)心配をかけたくない」
「(愛する女に)出来ないヤツだと想われたくない」
「(愛する女に)泣きごと、言えない。かっこよくしていたい」
「(愛する女に)軽蔑されるのが嫌だ」
また、男性の性質として「ひとりでいないと頭の中が整理できない」ということがあります。
女性のように、愚痴をきいてもらったり話をしているうちに(頭の中が勝手に整理できて)スッキリする、というものではないのです。
アンバランスの中で生きてきた男たち
男性すべてが、言葉の中に本音を隠していたり、「ひとりでいないと頭の中が整理できない」というわけではありません。
聞いてもらって共感してもらってスッキリする男性もいます。
ただ多くの場合は、一番身近な人にこそ弱音がいえない、のが男性です。
子どもの頃から、一番身近な女性=お母さんから
「男の子でしょ! 泣いちゃだめ!」
「泣いたらかっこわるいよ!」
「男は強くなるものだよ」
「お母さんを守ってね」
などと、少なからずお母さんの影響を受けてきた男性がほとんどだと思います。
ときには、「もう! ほんとに出来ないんだから」「もう、何回いったらわかるの!」などと、「できない子」扱いをされてきたこともあったでしょう。
子どもの頃の初恋は「異性の親」だと言われます。
つまり男性は、初恋の「お母さん」から
こっぴどくこき下ろされる
必要以上に頼りにさされる
という、とてもアンバランスの中で生きてきたともいえるのです。
小さい頃から「こき下ろされる」「頼りにされる」というアンバランスの中にいた男性です。
ちゃんとしなきゃ!
頼りにされると嬉しい!
が身に染みているでしょう。
そんな男性が大人になり、一番身近な女性となった奥様にどんな態度をとってしまうのか? 想像してみてください。
しんどいときでも「しんどい」を見せたくない
↓
でも「しんどい」には変わりない
↓
何もないように装う
↓
でも無理がでる
↓
態度が悪くみえる
わけです。
パートナーの男性側がしんどいとき
・だんまり
・不機嫌
・当たる
・帰ってこない
などが起こるわけを、なんとなくでも掴んで頂けたでしょうか?
ですから、ここで試されるのが、女性です。
つまり彼がどうであれ
わたしがご機嫌であること
気にせず毎日、お気楽に生きていること
が試されるのです。
構ってはいけません。
放っておく
がちょうどいいのです。
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