彼はなにもしてくれない……彼が浮気をした……彼が悪い!

いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

恋愛や夫婦関係のご相談のなかで、「私はなにもしていないんです……でも、彼が私にとても冷たいんです」というお話がよくあります。

私は、彼のことをいつも気遣っているのに……
彼は私に優しくないんです。
この前なんか……浮気? と思ってしまうようなこともあって……
なんで私はこんなに頑張っているのに、彼は冷たいんでしょうか?

私はなにもしていないのに……

そこで今日は、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込まない」についてお話したいと思います。

あなたの幸せのヒントになれば幸いです。

 

わたしが、彼を選んでいる

多くの方が、「わたしは被害者で、相手が加害者だ」という言い分をおっしゃいます。
これが、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込んでいる」ということです。

「浮気をした、彼が悪い」
「お金を入れてくれない」
「なにもしてくれない」

いずれのケースも、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込んでいる」という意味では同じ様相です。

けれども……その彼を「選んでいる」のも「わたし」です。

「彼を、選んでもいいし選ばなくてもいい」という自分を持たずに、自分が被害者であり続けることは、とてもズルイ、と私は想います。

 

「彼しか選べない」と思い込んでいるのは、自分です。

それを認めず、明らかにせず「相手が悪い」というだけであれば……彼は変わらないです。
一生あなたは被害者でいればいいと想うのです。

けれども、あなたが「彼を、選んでもいし選ばなくてもいいのだけれど、それでも、彼を選びたい」のであれば、それが真実です。

 

さて、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込まない」は、この「彼を、選んでもいし選ばなくてもいい」という選択の自由を持っているかどうか? に関わります。

そもそもパートナーシップに、「勝つ」や「負ける」という考え方は存在しません。
ただ、「わたしは、どうしたいのか?」が問われているだけなのです。

ですが、「わたしは、どうしたいのか?」という選択の自由を持っていないと、パートナーとの「勝つ」か「負ける」にこだわるってしまうのです。

わたしは、どうしたいの?

彼しか選べない、となると「彼に改善してほしい」という考えにしかなりません。
「彼しだい、でわたしの幸不幸も決まる」という思考になります。

つまり、態度を改めない彼は「悪」、となってしまうのです。
これだと、ほんとうに泥仕合です。

では、「浮気をした」「お金をいれない」という場合はどうでしょう?

「浮気をした」「お金をいれない」という行動をしてるのは彼です。
けれども、あなたは彼と離れることも、彼と一緒に居ることもできます。

つまり、「あなたはどちらを選ぶ?」と選択することができるのです。

自分にOKを出す

たとえば、「浮気をする」という、あたなにとって望ましくない行動が彼にあるとします。

辛いかもしれませんが……

彼の「浮気をする」という行動は、自分が「わたしは、どうしたいの?」から逃げているからなのかもしれない

と意識してみることです。

そこを意識したとき、もし、「『彼を選んでもいいし選ばなくてもいい』に向き合っていないかもしれない」と少しでも思うことがあっても……

そんな思いを抱える自分に「大丈夫だよ」といってあげてください。

これを、私たちは「自分にOKを出す」といいます。

この「自分にOKを出す」ことは、心理的にとても大切なことです。

 

「自分にOKを出す」ことができたなら、つぎに、「選択の自由から逃げないためには、今、わたしは何ができるのか?」を、考えます。

このように、これからわたしはどんな風に生きていきたいのか? を考えると、次への視点が産まれます。

ちゃんと、決める

向き合わない人を自分が選んでいるのだとすれば、向き合ってくれる人を選ぶ、そんな人生を踏み出すしかありません。

それは「彼と別れる」という短絡的なことではありません。

浮気を責めたり、彼と別れる、ということの前に、「ちゃんと目を見て、本音で話してくれるパートナーを望む」をしなければなりません。

なぜなら、あなたがほんとうに求めているのは

「誠実に向き合って欲しい」
「真実を識らせてほしい」
「言葉を交わしてほしい」

だからです。

「そういう相手と出会う」と、あなた自身が決めなければならないのです。

表面的な行動に「善し悪し」をつけ糾弾をし、相手に謝らせたとしても、その後も、彼は浮気を繰り返すこととなります。

では、決めた後、どうすればいいのでしょうか?

 

「浮気をする」彼の行動があなたにとってNGなのであれば、意識して彼と離れて行くことが必要です。
そして彼を責めないこと。

彼を泳がせる……とでもいいましょうか(笑)
とにもかくにも、彼に目を向けるのではなく、あなたは「自分に集中する」ことが大切になります。

そうするなかで、彼の態度が変わっていくようであれば

「わたしと向き合う覚悟がありますか?」
「わたしと向き合う覚悟がないなら、いまのあなたは、わたしにはふさわしくない」

そう伝えれば良いのです。

彼がその要望を聞きとどける努力をしてくれるならば、そこからようやく、あなたと彼の関係がリニューアルされていきます。

だからこそ、美しく生きる

しかしながら……

彼にとって、「手にし続けたい女性」という魅力をあなたが持っていないと、彼は変わることもありませんし、あなたに向き合おうとすることもないでしょう。

だからこそ、あなたは、美しく生きる努力が必要になります。

誇り高く、美しく、生きていきたい

そんな自分を創り出すことです。

誇り高く、美しく
女性は活きていきましょう

それが、女性であるあなたの、人生で一番大切なお仕事です。

食を育てるように性を育てよう!
愛し愛されるを文化にし、日本を元気しよう!

日本性育アカデミー協会公式サイト

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