今回のお悩み相談
今回は、不倫の恋についてのご相談です。
40代 ドソンさん
田中みっちさん
はじめまして既婚の元彼と二年付き合いました。
好きだせど、好きだから、 わかってほしい。
がエゴとなり、お互い疲労して距離を置こうとなりました。彼の都合に合わせて
変わらないと成長しないと私はダメだとおもい
このまま別れるのは悔しく執着が増してきました。こうなると純粋な想いが見えなくなり、このまま付き合って私は幸せか?
と思うようになりました。その反面 別れて完全に居なくなるのも辛い……そんな情けない気持ちです。
お互い支え合える
そんなパートナーシップを育みたい。
そんな私になりたい。
なのに同じことを繰り返して凹みます。まずは 私を幸せに出来る。
そんな私になる事だと頭では理解できるのですが、心がついて行かず、上がったり下がったりです。同じ人と同じ事で、また、離れてしまう。
もっといい関係を築きたかったな。
というのが正直な気持ちです。あなたと私の境界線、そこを見極められる女性になりたい。
幸せのヒントになれば幸いです
ご質問、ありがとうございます。
私自身、今のパートナーシップに落ち着く前は、不倫関係の彼と長年おつきあいをしていた、という経験があります。
ドソンさんとわたしは違う人間ですが、「気持ちわかるな」と思いながらご相談を拝読いたしました。
苦しいと思います。
苦しい気持ち、いっぱい伝わってきます。
だから……私が当時想っていたことを思い返しながら、お返事書いていきますね。
「決められない」苦しさ
たとえば
・別れる
・別れない(とことんまでやり抜く)
・今はきめない
この3パターンです。
ですから「今はきめない」という選択をし、「いつかは別れるけど、でも、とことんうんざりするまで付き合う」というのもアリだと思います。
自分の人生の時間をこのひとと過ごすことができて、とってもしあわせだった。
すごく成長できた。
苦しい事も多かったけれど、本当に、いい女になれた。
「愛人」って「愛の人」って書くほどに愛が深い人なんだよね。
こんなふうに、自分を褒めてあげることもできます。
そして、この愛を次の相手に注ぐことができたなら……あなたは最強になれます。
現に……私がそうです(笑)
男を丸ごと愛せる力?! といいましょうか、ほんとうに胆力が身につきました。
けれど、当時一番苦しかったのは、「決められない」状態です。
私は、これが一番きつかった……
別れるか、別れないか?
これを決めることができない自分が、一番しんどかったと思います。
恐いから執着してしまう
それは
「この人を手放したら、次の人は入ってこないかも?」という恐れ
があったからです。
もう◎◎歳だし。
子どもが居るし。(私の場合ね)
男は若い子がいいに決まってるし。(当時の思い込み)
わたしになんて、誰も魅力を感じてくれない。
そんなことを、もう、ほんとうに、イヤというほど思っていました。
寂しいのはいやだから。
その彼に執着する。
そんな風に思っていました。
でもね……
彼は、わたしを一生選びません。
なぜかといえば、「わたしは『家庭がある彼』が好きだった」から。
奥さんと別れてこられても困る。
そう、私は内心思っていたのです。
誰かの「一番になる」ことを受け入れられなかったのは、「わたし」でした。
「わたし」を一番大事にしてくれる男が居ることを、私は信じられませんでした。
違和感を感じる大切さ
そうして
自分を大事にすること
自分の夢にチャレンジすること
自分自身をおもてなしすること
しあわせな人と一緒に居ること
を積み重ねると、「自分は尊重されるベき人である」ということが、ゆっくりゆっくりと育っていきました。
リトリートなどもよくいきましたよ!
そんな時でした。
台風の日だったと記憶しています。
私は、不倫の彼と会う約束をしていたんですね。
でも彼は「台風で家族が心配だから」と帰っていったんです。
それまでの私ならば
「しょうがないね」と聞き分けのいい女のフリをしていたと思います。
けれどそのとき、大きな違和感を感じたんです。
あら?? わたしは? 不安やんね?
なんで、わたしはわたしを一番にしない男を選んでいるんだろう???
そして……
「なんでこんなに理不尽なんだ!!!」
やっとやっと、そう感じることができました。
大事にされてないじゃんない?
一人にさせておいても大丈夫とか……想われているよね?
甘えないでって想われてるよね?
でも……わたしは大事にされたい。
ひとりで大丈夫なんかじゃない!
甘えたい。
一番に、飛んで帰って来てくれる男がほしい。
そう想いました。
やっと、やっと、お別れすることができました。
「わたし」と「あなた」の境界線があるパートナーシップ
誰よりも、わたしを一番に考えてくれる。
そう想える人です。
不安なことがあり守られることもあります。
わたしが彼を(心理的に)守ることもあります。
お互いが
相手に
「一番と決める」
これがないと、境界線のあるパートナーシップは難しいです。
両親からして欲しかったことをパートナーに投影することもせず
相手の一番でいる、対等でいる。
そのためには、たくさんの課題も出てきます。
けれど、それは越えていくことができるものです。
自分がそれを望み、そうして、あきらめなければ、です。
「選択する/している」ことを認識する
人生は、選択ができるから。
まずは
「自分が『いま』を選択している」
そのことをしっかりと認識すること。
そうして、前に進みましょうね
応援しています。
いつもありがとうございます。
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