「性」の誤解とパートナーシップの誤解

いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、「性」と「パートナーシップ」についてのつれづれです。 

「性」の誤解

「性」について発信をしていると、誤解されることも多いです。

性のことに向き合うとは?
これは、自分自身と向き合うことであり、人生そのものと向き合うことです。

性やセクシュアリティは、そもそもエッチなことを指すわけではりません。
ありのままを生きる力であったり、人間としての輝きなどを指す言葉です。

もちろん人として「ありのままを生きる力」ですから、そこに「セックス」は含まれます。

ですが、それだけを取り上げて特別視しながら、「性」や「セクシュアリティ」を表現することはできません。

ありのままの「わたし」が愛される力であり、お互いの違いを認めて愛し合うからこそ、パートナーとふたりで輝かせ合うことができるものが、セクシュアリティです。

人の本能として、肌の触れ合いから人の温かさや安心感を育むことを「セックス」という言葉で表現しているにすぎないのです。

らぶらぶなカップルが子どもたちの未来の希望

愛し愛される、つまり……らぶらぶなカップルでいるためには、まずは自分が輝いていることが必要です。

そのうえで、相手の輝きを応援するのです。

自分も輝き、相手が輝くことを応援しあうカップルが増えたなら、子どもたちは未来に希望を持てるでしょう。

輝く大人ばかりが、そこにはいるのです。
大人になっても輝ける! 子どもたちはそう思うでしょう。

しかしながら、残念なことに、愛し愛される関係性にある「本来のパートナーシップ」を生きている大人は、全体の2割もいないのでは? というのがわたしの見解です。

「死にたい……」を越えた先にだけあるパートナーシップ

では、なぜ愛し愛される関係を結んでいる「らぶらぶなカップル」が2割しかいないのでしょうか?

それは、「デッドゾーン」を越えなければならないからです。

本来のパートナーシップとは、「デッドゾーン」という限界を越えた先にあります。

それは、

・浮気や不倫、三角関係といった男女の問題
・自殺
・ハードワーク
・会話のない死んだような夫婦関係
・お金のため、子どものため、といった役割だけを大切にする仮面夫婦
・事故や病気
・借金などのお金の問題

このような「デッドゾーン」を越えて、関係を結びなおすことを「パートナーシップ」といいます。

「それでもこの人と、愛を選択して生きていく」

そんな世界です。

デッドゾーンを越えた先にあるパートナーシップの世界には、しあわせになるしかない生き方だけがあるのだと思います。

なぜなら、それは愛を選択し続ける道なのですから。

 

わたしは、多くの人に「そんな世界を持ちたい」と意欲をもってほしいと思っています。
らぶらぶなカップルを増やしたいと思って活動をしています。

「デッドゾーン」を越えるお手伝いをするのが、「性」を扱えるセラピストです。

「デッドゾーン」をひとりで越えるのはとてもしんどいです。
死にたくなるほどの「怖れ」と向き合わなければならないこともあるでしょう。

だからもし辛くなったなら、どうか信頼できるセラピストの力を頼ってください。

応援しています。

食を育てるように性を育てよう!
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