「パートナーがほしい!」と思いながらもパートナーができないとき、パートナーシップの誤解が原因かもしれません

いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

パートナーシップについて発信していると、どうも……「パートナーがいれば幸せになれる」などと、パートナーが幸せの源であるかのように誤解されている方が多いことを知りました。

「パートナー」と「幸せになる」が直接結び付いているようです。

しかし……「パートナーがいれば幸せになれる」あるいは「パートナーが幸せにしてくれる」などということではありません。

 

さて今日は、パートナーシップの誤解 についてお話したいと思います。
あなたの考え方のヒントになれば幸いです。

「パートナーがいる」ことと「幸せになれる」ことは別もの!

パートナーがあなたをしあわせにしてくれるわけではありません。

パートナーがあなたの鏡となるから、あなたは心の成長ができるだけです。
そして、その成長は自分が幸せに向かうための成長だからこそ、あなたは幸せになれるのです。

そこには、自分の幸せのほかに、あなたが成長して幸せになるための「鏡」になってくれたパートナーの幸せもあります。

そんな二人の幸せをお互いに分かち合えるのがパートナーシップです。

一人ではできないことを補完し合うためにパートナーシップがあり、凸凹同士の二人があわさることで円くなる、そんなイメージを持っているのがパートナーシップなのです。

 

誤解を恐れずにいうならば、パートナーができたからといって、あるいは結婚をしたからといって、「幸せになれる」わけではないのです。

パートナーが鏡となってくれるから自分が心の成長を遂げやすいのであって、自分を幸せにするのは、あくまでも自分です。

そしてパートナーシップは、「幸せを受け取ることできる自分」になるためにあるものです。

それがほんとうのあなたの「理想」ですか?

たとえば、あなたは本来の姿として「3つの凸凹」を持っているとします。

それを「わたしは『3つの凸凹』を持っているから4つに増やさなきゃ、パートナーができない!」とか「『3つの凸凹』を平らにしておかなくちゃ、パートナーができない!」などとするから、苦しくなるのです。

自己否定が強いと、自分自信が持っている凸凹を認めることが難しくなります。
すると、自分に合う凸凹を持つパートナーも見失います。

自分の凸凹が認められないぶん、凸凹がない人に憧れたり、凸凹が7つある人に憧れたり……

「パートナーがほしい」といいながら、パートナーができないにもかかわらず「あれがいい」「これがいい」と、ないものねだりに陥ってしまうのです。

その原因は、理想のパートナーに、自分とは全く合わないものを据えてしまうからです。

いつまでたっても、自分に合う人が見つからない! とぼやき続けることになります。

 

もし理想のパートナーに出会いたければ、まずは「わたしは『3つの凸凹』を持っている」ことを受け入れることから始めてください。

自分の凸凹を知ることができれば、それに合う凸凹を持っているパートナーも探しやすいでしょう。

そしてあくまでも、「『3つの凸凹』のままでいい」「『3つの凸凹』の才能を活かそう!」とするのがパートナーシップでもあります。

自分の凸凹に合う相手を見つけると、パートナーシップはスムーズです。
そして、お互いの凸凹を活かすことが、パートナーシップの醍醐味です。

「それは違うのかもしれない」と疑ってみてください

もし「パートナーがほしい!」と思いながらもパートナーができないときは、自分の凹凸が分かっていないのかもしれません。

そんなときは、「自分の想定もしなかった人が、自分に合った理想のパートナーなのかもしれない……」と疑ってみて欲しいのです。

あなたが自分の凹凸を分かっていないと、あなたの凹凸に合う本来の理想のパートナーは、今のあなたの「理想」とかけ離れているかもしれないからです。

思いもよらないところに「合う人」がいる可能性があることも、知っていてほしいと思います。

また、たとえ自分の凸凹がわかっても、「自分はこんな凸凹があるんだから、無条件に全部受け入れてよ!」をしてはいけません。

これをやってしまうと、たとえ相性のいい相手であったとしても、あなたから離れていくでしょう。

 

パートナーシップの原則は、自分の凸も凹も認めることと、相手の凸も凹も認めて、ふたりの凸凹を活かすことです。

どちらか一方を活かせられればいい、のでは決してないのです。

だから、「パートナーがいれば幸せになれる」のでも、「パートナーが幸せにしてくれる」でもないのです。

自分の幸せは、自分で叶えるものです。

ただパートナーがいれば、幸せに進む速度が早くなることと、倍の幸せが味わえます。

もしあなたがそんなパートナーシップを願うなら……
ほんとうのあなたの理想のパートナーが見つかることを、私たちは応援します。

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