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恋愛や夫婦関係のご相談のなかで、「私はなにもしていないんです……でも、彼が私にとても冷たいんです」というお話がよくあります。
彼は私に優しくないんです。
この前なんか……浮気? と思ってしまうようなこともあって……
なんで私はこんなに頑張っているのに、彼は冷たいんでしょうか?
私はなにもしていないのに……
そこで今日は、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込まない」についてお話したいと思います。
あなたの幸せのヒントになれば幸いです。
わたしが、彼を選んでいる
これが、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込んでいる」ということです。
「浮気をした、彼が悪い」
「お金を入れてくれない」
「なにもしてくれない」
いずれのケースも、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込んでいる」という意味では同じ様相です。
けれども……その彼を「選んでいる」のも「わたし」です。
「彼を、選んでもいいし選ばなくてもいい」という自分を持たずに、自分が被害者であり続けることは、とてもズルイ、と私は想います。
「彼しか選べない」と思い込んでいるのは、自分です。
それを認めず、明らかにせず「相手が悪い」というだけであれば……彼は変わらないです。
一生あなたは被害者でいればいいと想うのです。
けれども、あなたが「彼を、選んでもいし選ばなくてもいいのだけれど、それでも、彼を選びたい」のであれば、それが真実です。
さて、「パートナーシップに勝ち負けを持ち込まない」は、この「彼を、選んでもいし選ばなくてもいい」という選択の自由を持っているかどうか? に関わります。
そもそもパートナーシップに、「勝つ」や「負ける」という考え方は存在しません。
ただ、「わたしは、どうしたいのか?」が問われているだけなのです。
ですが、「わたしは、どうしたいのか?」という選択の自由を持っていないと、パートナーとの「勝つ」か「負ける」にこだわるってしまうのです。
わたしは、どうしたいの?
「彼しだい、でわたしの幸不幸も決まる」という思考になります。
つまり、態度を改めない彼は「悪」、となってしまうのです。
これだと、ほんとうに泥仕合です。
では、「浮気をした」「お金をいれない」という場合はどうでしょう?
「浮気をした」「お金をいれない」という行動をしてるのは彼です。
けれども、あなたは彼と離れることも、彼と一緒に居ることもできます。
つまり、「あなたはどちらを選ぶ?」と選択することができるのです。
自分にOKを出す
辛いかもしれませんが……
彼の「浮気をする」という行動は、自分が「わたしは、どうしたいの?」から逃げているからなのかもしれない
と意識してみることです。
そこを意識したとき、もし、「『彼を選んでもいいし選ばなくてもいい』に向き合っていないかもしれない」と少しでも思うことがあっても……
そんな思いを抱える自分に「大丈夫だよ」といってあげてください。
これを、私たちは「自分にOKを出す」といいます。
この「自分にOKを出す」ことは、心理的にとても大切なことです。
「自分にOKを出す」ことができたなら、つぎに、「選択の自由から逃げないためには、今、わたしは何ができるのか?」を、考えます。
このように、これからわたしはどんな風に生きていきたいのか? を考えると、次への視点が産まれます。
ちゃんと、決める
それは「彼と別れる」という短絡的なことではありません。
浮気を責めたり、彼と別れる、ということの前に、「ちゃんと目を見て、本音で話してくれるパートナーを望む」をしなければなりません。
なぜなら、あなたがほんとうに求めているのは
「誠実に向き合って欲しい」
「真実を識らせてほしい」
「言葉を交わしてほしい」
だからです。
「そういう相手と出会う」と、あなた自身が決めなければならないのです。
表面的な行動に「善し悪し」をつけ糾弾をし、相手に謝らせたとしても、その後も、彼は浮気を繰り返すこととなります。
では、決めた後、どうすればいいのでしょうか?
「浮気をする」彼の行動があなたにとってNGなのであれば、意識して彼と離れて行くことが必要です。
そして彼を責めないこと。
彼を泳がせる……とでもいいましょうか(笑)
とにもかくにも、彼に目を向けるのではなく、あなたは「自分に集中する」ことが大切になります。
そうするなかで、彼の態度が変わっていくようであれば
「わたしと向き合う覚悟がありますか?」
「わたしと向き合う覚悟がないなら、いまのあなたは、わたしにはふさわしくない」
そう伝えれば良いのです。
彼がその要望を聞きとどける努力をしてくれるならば、そこからようやく、あなたと彼の関係がリニューアルされていきます。
だからこそ、美しく生きる
彼にとって、「手にし続けたい女性」という魅力をあなたが持っていないと、彼は変わることもありませんし、あなたに向き合おうとすることもないでしょう。
だからこそ、あなたは、美しく生きる努力が必要になります。
誇り高く、美しく、生きていきたい
そんな自分を創り出すことです。
女性は活きていきましょう
それが、女性であるあなたの、人生で一番大切なお仕事です。
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