「惚れる」「惚れられる」のどちらかではなく「惚れて惚れられる」にはどうすればいい? 自立と依存の関係性をみてみよう!

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先日のこちらの記事↓

どうしてそこまで「パートナーシップ」の話をするの?

2018.10.08

ここでは、パートナーシップで得られるものとは? を中心にお伝えしました。
この「得られるもの」は、人が生きていくには欠かせないものだと思っています。

だからこそ、パートナーシップのお話をするのですが……

今回はパートナーシップのお話の中でも、「依存と自立の関係性」についてお話したいと思います。

今回のお話には「たとえばなし」が多いのですが、ぜひここから、自立と依存の関係とはどんなものか? を掴んで頂けると嬉しいです。

「未熟さ」は、成長するには大切です。

くれぐれも誤解して頂きたくないのは、未熟なパートナーシップが「悪い」のではないのです。

わたしたちは、「未熟なパートナーシップ」を通じて、自分自身の成長を促します。
その結果、成熟した(対等な)パートナーシップを身につけます。

そして、成熟したパートナーシップにある二人が、共同創造の世界を作り出していきます。
その世界は、みんなで分かち合い、それぞれが相互支援しあう平和な世界です。
人もお金も集まってくる状況もあるでしょう。

 

けれども多くの日本人は、未熟なパートナーシップのまま一生を終えます。
自立と依存の関係のまま、あきらめてしまうのです。

わたしの見立ては……おおよそ8~9割の夫婦や恋人が、真実のパートナーシップではなく未熟な関係で過ごしたまま一生を終えていく状況です。

だからこそ、少子化であったり離婚問題であったり、貧困問題や孤独死問題といった「未熟な関係を越えられていないサイン」が社会の中に際立つのだと、思っています。

それぞれの問題は、「パートナーシップに燃え尽きた状態」で出てくるものだと考えています。

真実のパートナーシップへ進めていく段階にきて、あきらめてしまうことが多いのです。

なぜなら、この段階は「デッドゾーン(死の域)」と表現されるほど、とにもかくにも……今まで隠してきたことや抑えてきたことが目に見える現象として噴出する時期です。

一見すると、とても大変な時期かもしれません。
けれども、これを「チャンス」だと思い越えることができたなら……新しい世界が広がります。

ただ、ここを越えられる人が少ないのが、今の事情だと思っています。
本当の問題には蓋をしたまま「越えられたように勘違いする」ことも、多いです。

この場合は、問題が解決していないため、同じ問題で、これまでとは違う「死にそうな状況」を引き起こすことにもなります。

そもそも「未熟なパートナーシップ」とはでどういうもの?

なんどもいいますが、未熟なパートナーシップが「悪い」のではありません。
成長にとって大切なプロセスです。

ではここで、そもそも「未熟なパートナーシップ」とはでどういうもの? を見ていきたいと思います。

 

パートナーシップが未熟な場合、どちらかが「自立」どちらかが「依存」の状態にあります。

わかりやすい言い方をすれば……どちらかが「惚れている」どちらかが「惚れられている」という状態です。

けれどもパートナーシップには、「惚れる」と「惚れられる」に分けられるものではありません。
お互いに「惚れて惚れられる」関係が、あるだけです。

たとえば「惚れた方が負けだ!」といった言い方をされることもありますが……実は、惚れる方も惚れられる方も、同じ問題を抱えているといえます。

「惚れる」と「惚れられる」に分かれる関係には、パワーバランスができています。
どちらかが「やきもきさせる方」で、どちらかが「やきもきする方」だからです。

 

さて「自立と依存の状態」には、このようなものがあります。

最初の頃は、彼が、わたしを追いかけていました。
わたしが、だんだん彼を好きになっていって……でもそうなると、彼がだんだん冷たくなって
彼は、わたしから距離を取るようになりました。

だから今度は、わたしが追いかけるようになってしまったんです。
ラインに既読がなかったり返信がなかったりすると……1分に1回、チェックしてしまって仕事も手に着きません

これは、もともと「依存を隠して自立を装っている」彼女と、彼は出会った。
彼女のしっかりしているところに惹かれた彼。
けれども親密になると、彼女の「隠していた依存」が出てきて、彼が引いてしまった。

そんな状況です。
他にもこういう場合もあります。

彼はわたしがいないと何も出来なくて……ついつい手を出しては、彼に口うるさくいってしまうんです。
そのうちわたしたち……レスになりました。

彼女が自立で、彼が依存である関係です。
そして依存の彼は、自立の彼女から「役立たず」というかぶせられます。
ですから、ますます役立たずになってくれる、という状況です。

これは、彼女が「お母さん」となり、彼を「息子」にしてしまった状態です。

 

自立と依存の関係において、「自立がいい(惚れられる)、依存が悪い(惚れる)」というわけではないことを、知っておいてほしいと思います。

自立であっても、依存であっても、相手を「台無し」にしてしまうことがあるのです。
でもだからこそ、お互いの「自立と依存」のバランスなのです。

自立も依存もあっていい。
ただ、そこのバランスを、お互いでいかにとるころができるのか?
ここが「対等さ」に繋がるわけです。

ぜひこのお話から、自立と依存の関係において、「自立がいい(惚れられる)、依存が悪い(惚れる)」という状態ではないことを、少しでも掴んで頂ければ嬉しいです。

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