お母さん、自分を犠牲にしないためにできること

いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

こちらの記事では、

お母さん、「子どものために」と自分の気持ちをがまんしないで

2018-11-11

子どもも大事。
それと同じくらい、あなた自身も大事! というお話をしました。

そして、子育てに忙しいお母さんに向けて、自分の人生の真ん中に「ちょうどいい自分」を置きましょう、といいました。

 

さて今日も「人生の真ん中には自分を」というテーマです。
「家事」を例にして、「人生の真ん中に人をおく」を具体的にお話します。

あなたの考え方のヒントになれば幸いです。

「やった方が自分の気持ちがいいから」の選択

相手も喜び、自分も喜ぶことが、「愛」です。

はじめは楽しくやっていたことも……こだわりはじめると、少しずつ「義務感」が増してきます。

もちろん、「義務感」が増してきた、と気づくサインがあります。
それは、ほんの些細な「気持ちのささくれ」です。

けれども多くの人が、「楽しい」が「義務」に変わりはじめた頃にでてくる「気持ちのささくれ」を見逃してしまいがちです。

義務になっていることを気づいたころには……「もういや!」となっていることが多いでしょう。

 

「気持ちのささくれ」は「イライラ」に繋がります。
「イライラ」した感覚は、自分を犠牲にしているときに現れます。

「気持ちのささくれ」が出るのは、自分を犠牲にし始めたから。

ですから、いったんそれを「やらない」としてみてください。

もし、やらない方が気持ち悪くて、やったほうが気持ちいい! ということがあれば、「やった方が気持ちいい」という範囲だけのことをします。

ここでは、「やった方が気持ちいいものだけ」という範囲を限定することが大切です。

自分の喜びとしてできること、にやることを絞るのです。

たとえば、こんなふうに↓

お部屋の掃除機はかける。
けれども、お風呂の掃除はしない。
銭湯にいってもいいし、シャワーだけにしてもいい。
料理は、お惣菜を買っておしまい。

そして翌日は、「やる」パターンが違ってもいいのです。

これが、「人生の真ん中に自分を置く」コツです

「やった方が自分の気持ちがいい範囲でやる」ときには、自分のためにそれをやっている、という意識があります。

<お部屋の掃除機をかけると、自分の内側が浄化されるような気持になるから、やる>

こんな意識です。

旦那さんに叱られるから、あるいは褒められるから、「やる」のではありません。
自分が気持ちいいから、「やる」のです。

これが、「人生の真ん中に自分を置く」コツです。

 

自分が「嬉しい」「気持ちいい」と思うことばかりをやっていると、自然と笑顔でいられます。

あなたのニコニコ顔で、周りの雰囲気も和みます。

あなたのパートナーも、あなたのニコニコ顔は嬉しいでしょう。
家の雰囲気がほんわかしているのは、気持ちいいでしょう。

自分が心地いいことをやっていると、その結果として、周りも喜んでくれる、わけです。

「自分が気持ちいい」ことばかりやれると、嬉しいことばかりが起こります。

けれども、それは、勝手にできるようになるわけではありません。

「そうなりたい」と、まずは決めることが大切です。
そして「そうなる自分」を育てていくことです。

その過程には、心の葛藤がでてくることもあるでしょう。

それは、仕方がないのです。

仕方がないと、途中で辞めるか、続けていくか、はあなたの選択です。

 

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