あなたはパートナーや身近な男性に「すごいね」ということはありますか?
先日、心理のプロであるある男性と対談を行った際に、その方が「男性の気持ち」について明確に説明くださいました。
そのなかでも今日は、ひとつシェアをしたいと思います。
それは、男性にとっての「すごい」というのはどういう意味か? についてです。
あなたの考え方のヒントになれば幸いです。
男性にとってのコミュニケーションベース
ある心理のプロ(男性)と対談したときに、男性心理についてお話くださいました。
男性にとって「すごい」という言葉は、女性にとっての「かわいい」と同じような感覚だそうです。
女性がなにかにつけて「かわいいー」という(思う)のと同じように、男性はなにかにつけて「すげぇー」という(思っている)のだそうです。
つまり……女性がなにかを選ぶとき「かわいいか、かわいくないか」という基準があるように、男性にとってそれは「すごいか、すごくないか」というものになるそうです。
あるいみ……社交辞令的に「すごい」という言葉も使うというのです。
男性のコミュニケーションは「すごい」で成り立っているといってもいいのかもしれません。
「おまえ、すげぇーな!」
「まじ、リスペクトだよ!!!」
「いやいや、おまえのそういうとこ、反対にすげーって、おれ思っている」
こんな具合です。
男性がお互いの「つながり」を作ろうとするとき、あるいは、コミュニケーションを育もうとするとき、「尊敬」がベースにある、ということです。
男性社会の暗黙知とコミュニケーションベースの男女の違い
男性の「つながり」において、「すごい」という尊敬がベースにあることはなんとなく知っていただけたでしょうか?
では、ひとつ質問です。
「すごい」という尊敬がベースになっていることを裏返せば、親しい関係になっても、「すごい」のコミュニケーションができない男性の末路はどんなものだと思いますか?
「すごい」のコミュニケーションができない男性に対しては、こんな扱いになるのが男性社会の暗黙だそうです。
ダメ扱いされる!
ハブられる!!!
下にみられる!!!
さげすまれる!
いじめられる!!!!!
一方、女性にとってのつながりやコミュニケーションの土台は「共感」です。
女性は共感ベースにあるために、いろいろな出来事を気持ちで受け止めてほしいと思っています。
たとえば
「かなしかったね」
「つらかってね」
「よくがんばったね」
といってほしいのです。
ん?? ちょっとまてよ??!
さて……なにか気づいくことはありませんか?
「すごい」のコミュニケーションができない女性は、男性から遠ざけられる?!
男性にとってのコミュニケーションの土台は「尊敬」です。
女性にとってのコミュニケーションの土台は「共感」です。
そう……尊敬ベースに共感ベース。
そもそも、かみ合うわけがないのです!!
それを知らないと……こんな女性になりかねません。
尽くしても尽くしても、日の目を見ない。
感情を共有したい、気持ちを共有したいと、一生懸命やっていることが、裏目に出てしまうのです。
またやっかいなことに、パートナーシップにおいて男性が女性を下に見てしまうことがあります。
男性社会の暗黙として、「すごい」のコミュニケーションができない男性に対しては
ダメ扱いされる!
ハブられる!!!
下にみられる!!!
さげすまれる!
いじめられる!!!!!
といいました。
つまり男性は、パートナーシップにおいて知らず知らずのうちに、女性に対してこれをやってしまうことがあるのです。
「すごい」のコミュニケーションができていないと、いくら感情を共有したいと一生懸命になったとしても……その女性はいつまでたっても相手にされないわけです。
男性には「すごい」「すてき」「かっこいい」という尊敬の言葉が必要です。
それは、社交辞令でもいいのです。
女性にとっての「かわいい」と同じなのですから。
女性が「かわいい」「きれい」などという言葉が嬉しいように、男性も「すごい」「してき」「かっこいい」が嬉しいのです。
あなたの大切なパートナーが嬉しいであろう言葉をいうのに、なんの駆け引きがいりましょう。
それに……男性心理をよく知る心理のプロ(男性)にいわせれば、男性が「すごい」「すてき」「かっこいい」といわれたならば、あなたの「すごい」に応えたいとおもうのが、男性なのだそうです。
あなたの望みを叶えてあげよう と思うのが、男性心理にあるのだそうです。
「すごい」という言葉をいうぐらい、お金がかかるわけでも手間暇がかかるわけでもありません。
ぜひ、試してみてください。
あなたのパートナーや身近な男性がなにかを話してきたなら、「すごいね」といってあげてください。
それが習慣となれば……二人の関係性は、ぐっと仲良しに近づくことでしょう。
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