子どもが小さくて、毎日をご機嫌に過ごすことが解らない……どうしたらご機嫌でいられるの?

いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

カウンセリングでもブログでも、子育てをしているお母さんには「あなたがご機嫌でいるのが一番です!」とお伝えするのですが……
そもそも「どうしたらご機嫌でいられるの?」とのご質問を頂戴することもあります。

そこで今日は、「ご機嫌」 をテーマにお話したいと思います。
あなたの考え方のヒントになれば幸いです。

「ご機嫌」ってなんだろう?

以前は、私自身も「ご機嫌ってなんだろう?」と思っていました。

「ご機嫌」ということがそもそも分からなかったのです。
そして、その原因は、「ご機嫌でいる」ことを自分に許すことができなかったからだと気づきました。

 

子どもが小さい時には、自分の気持ちよりも、子どもとの時間が大事だと思い込んでいました。

誰かに子どもを預けることなど、できませんでした。

子どものことを離れて「一人でゆっくりしたい」などというと、「お母さんなんだから」「いまだけだよ、子どもが一番かわいいのは」と言われることが、嫌だったのです。

自分がご機嫌でいることなど許されないと思っていましたし、とても縁遠いものだと感じていました。

だからといって、子どもとずっと一緒にいることもできず、わたしは「仕事」に没頭していきました。

そしてまた、子どもより「仕事」を選んだことにさえ、罪悪感を抱いていたのです。

ご機嫌の源:「楽しむ」を取り戻す!

子どもとの生活が楽しい! といいきる人もいるのに、わたしはそれができない……
自分が出来損ないであるような気がして、「わたしがダメなんだ」とずっと思っていました。

そんな「ダメなわたし」が、人生を楽しんだり自分がご機嫌でいることなど……到底無理なことだと思っていたのです。

自分をご機嫌にするよりも、嫌な気分を感じない方が、マシだと思っていたのです。
罪悪感を感じないように、無価値感を感じないように、行動していました。

ですから、「楽しむ」ということがどういうことか? がだんだん分からなくなっていったのです。

 

今は懐かしいそんな日々です。

そして、この状況を今は懐かしめるのは、「楽しむ」を取り戻すようにしていったからだと思っています。

「楽しむ」ことが分からないわたしがまず始めたことは、「自分を中心にした時間を増やしていく」ことでした。

「休みたい」「一人になりたい」「これをしたい」を主張していったのです。

はじめは……大変です。

心の中では「悪いかなぁ」「怖いなぁ」「どうしよう……」などという不安を抱えながらも、それでも、わたしは現状を変えたかった……幸せになりたかったから。

これまで分からなかった「楽しむ」を取り戻すことは、心のクセを変えることです。

長年持っていた心のクセを変えるには、時間も必要です。
そして、クセを変える訓練をしようというのですから……続けなければ元に戻ります。

けれども、訓練によって「楽しむ」クセをつけることができたなら……しめたもの。

そのためにも、気長に続けることが大切です。
もし、ひとりで続けることが大変であれば、心のプロと伴走してください。

まるでダイエットさながらにトレーナーと一緒に歩もうというのです。
心のダイエットとして。

応援しています。

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