相手が好きな人であればあるほど「嫌われる」のは怖いもの……相手の機嫌が気になるのはどうしたらいい?

いつも性育アカデミー協会のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

「人の機嫌が気になって仕方がない」というご相談は多いのですが、特に、相手が好きな人であればあるほど「嫌われる」というのは怖いものだと思います。

だからこそ……その人の「機嫌が気になる」のかもしれません。

 

さて今日は 人の機嫌 をテーマにお話したいと思います。

あなたの考え方のヒントになれば幸いです。

彼の機嫌は、彼のもの。わたしの機嫌は、わたしのもの

「人の機嫌が気になって仕方がない」

その気持ちはよくわかります。私にもそのような経験がたくさんあります。ですから、云わんとすることはとてもよくわかるのです。

けれども、心理を学ぶものとしては、このようにお伝えしなければなりません。

「人の機嫌が気になって仕方がない」を思うとき、それは「人の機嫌をなんとかしようと思っている」からと。

ただ、このことはとても気が付きにくいものです。

「その人の機嫌が悪いと、自分の機嫌が悪くなる」というのは、自分の領域を「侵食」することを相手に許していることと同じなのですが……そこに気が付いていないのです。

 

子どもを見ていると分かると思うのですが、隣にいる子どもが大泣きであっても、平気で遊んでる子どもがいると思います。

この態度に、「人の機嫌を気にしない」が現れているように思います。

その人の機嫌は、その人のもの
その人の機嫌は、わたしの機嫌と関係がない

ここが解っていないと、誰かにいつもびくびくしながら生きていることになります。
人の機嫌を見張ることほど、不毛なことはありません。

 

とはいえ、人の機嫌が気になることをすぐに辞められるか? といえば、すぐに辞めるには難しいです。

長年の習慣や子どものころからの癖といっしょで、これまで「そうだった」ことを辞めるためには、辞める練習が必要です。

では、「人の機嫌が気になる」を辞めるためには、どうすればいいのでしょうか?

人の機嫌が気になる、を辞めるためにはどうすればいい?

長年の癖となってしまった「人の機嫌が気になる」を辞めるための、はじめの一歩があります。

相手の機嫌が気になりはじめたら、その場を離れることです。

相手の機嫌が気になり始めてきたら、そっとその場を離れてみる。気持ちが落ち着くまで、離れておく。

そうやって、自分が落ち着くことに集中してください。

散歩に出てもいいでしょうし、お買い物にいってもいいでしょう。
あるいは、少し寝てもいいでしょうし、お風呂に入ってもいいでしょう。

自分の気持ちが侵食されることを許さないために、自分の気持ちを守るために、まずは相手から離れるだけでいいのです。

あなたが心地よくなれることをしないと、自分の気持ちを守ることはできません。

 

相手に嫌われるのはいやだから我慢をしておくのか、自分の心(尊厳)を守るためにその場を離れてみるのか……もちろん、決めるのはあなたです。

ただ……誰かに嫌われることさえも怖れないことが、自由に生きる「基本のキ」。
自分の人生が「しあわせだ」と思えないことを、誰かのせいにしては、いけません。

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